Toshiro
August 3, 2014 4:20 am
docomo Wi-Fi3はタイプ
ドコモが提供しているdocomo Wi-Fiという無線LANサービスがある。docomoユーザー限定なので、公衆無線LANというべきか疑問だし、ドコモの携帯電話では最初から使える、無料ではない。
docomo Wi-Fiのアクセスポイントを検索した際に表示されるSSIDは「docomo」と「0000docomo」、そして「0001docomo」の3種類。
前者2つの違いはセキュリティキーの方式。「docomo」はWEPという旧式の既に破られているセキュリティキーを利用しているので将来消えていく運命。「0000docomo」はよりも安全なWPA2を利用。ただしどちらもパスワード入力が必要。
NTTドコモは、公衆無線LANサービスの「docomo Wi-Fi」において、セキュリティのWPA2方式への対応を完了したとし(2013/10/15 12:28)、11月1日以降はWEP方式の提供を順次終了することを発表したが、まだたまに見かけるし、暗記しているSSIDとパスワードが使えたりする。
現在のIDとパスワードを利用する方式では、WPA2方式が主流。docomoのAndroidスマートフォンで利用できる「docomo Wi-Fiかんたん接続」アプリ(Ver.2.4以上)は、WPA2方式に対応でかつspモードを利用していれば、IDもパスワードも設定不要で利用できる。
「docomo Wi-Fiかんたん接続」で利用できるSSIDは「0000docomo」と消えていく「docomo」。
一方、最新の「0001docomo」はSIMで認証できるので、ドコモの携帯電話であれば(そしてきちんと利用料金を払っていれば)ログインするだけで使える。便利だがドコモの虜。
それでも、新たにSIM認証のサポートで、対応機種ならば接続時の手間と時間が短縮される。IDとパスワードを事前に設定しておく必要がなくなるだけでなく、これまではアクセスポイントを見つけて、接続するまでに約10秒通信できない状況となっていたが、認証にかかる時間が短縮されて2~3秒になる。SIM認証(EAP-SIM/EAP-AKA認証)は、ユーザーの契約情報をもとに公衆無線LANへアクセスする。当然spモード経由になる。
同様の仕組みはauやソフトバンクで既に導入済。今回発表された2013年冬~2014年春モデル(スマートフォン for ジュニア2、F-04F除く)とiPhone 5s/5cで利用できる。
なお、iPhoneでは「docomo Wi-Fiプロファイル」を設定しておく必要がある。